Live Imageの使い方

投稿者: Bob Spencer、更新日: 2009年11月5日

対象: Moblin Core ネットブック

概要

Moblinライブイメージをネットブック、ネットトップ、PCにロードする手順は以下のとおりです。

  1. 最新のライブイメージをダウンロードします。
  2. イメージをUSBメモリか、CD-ROMに書き込みます。
  3. ネットブック、ネットトップ、またはPCでイメージをブートします。

システム要件

ライブイメージについて

Moblinライブイメージは、CD-ROMへもUSBメモリにも対応しているハイブリッドイメージです。 ハードドライブや構成を変更せずに、 ネットブックやPCをUSBメモリまたはCD-ROMからブートすることができるので、 インストールする前にイメージをテスト動作させることが可能です。 テスト動作が済んだら、USBメモリまたはCD-ROMを取り外してリブートすれば 元のように使えます。 もしMoblinが気に入れば、同じライブイメージからMoblinをインストールできます。

1 ライブイメージをダウンロード
ライブイメージは、 ネットブック向けダウンロードの ページにあります。 ステップ2でアクセスしやすい場所にイメージを保存してください。
2 イメージをUSBメモリまたはCD-ROMに書き込み

usb イメージをUSBメモリに書き込む場合

USBメモリにはダウンロードしたイメージを保存できるだけの容量が必要です。

注: バイト単位で正確なISOイメージのコピーをUSBドライブに保存する必要があるので、単純にイメージファイルをドライブにコピーするだけでは動作しません。USBドライブの内容は完全に削除されてしまうので、注意してください。

Linuxでの手順

続行する前に、USBメモリがマウントされていないことを確認してください。 一部のLinuxディストリビューションでは差し込んだUSBドライブが自動的にマウントされますが、 その場合、書き込みの際に破損することがあります。

# umount <usb-drive>

以下のいずれかの方法を実行します。

  • Image Writer (推奨、Python 2.4以上が必要)
    Image WriterとはPythonの小さい実行スクリプトで、 USBメモリを検出してイメージを書き込みます。 Image Writerには、誤ってシステムのハードドライブに書き込むことがないという利点があります。
    Image Writerのダウンロード

    # cd <directory with downloaded image-writer file>
    # chmod a+x ./image-writer
    # ./image-writer <image file>


  • コマンドラインで'dd'を使用します。
    注意: 'dd'を使用すると、 システムのハードディスクを含めてすべてのターゲットが上書きされます。 続行する前に、<usb drive>の値が間違いないことを確認してください。

    # dd bs=4096 if=<image file> of=<usb drive>

    ステップ3: イメージのブートに進みます。

Windowsでの手順

MoblinイメージをUSBメモリに保存するのは簡単です。

  1. https://launchpad.net/win32-image-writer/+downloadからWin32DiskImager.exeプログラムをダウンロードします(zipファイル)。
  2. zipファイルを解凍し、内容を適当なディレクトリーに展開します。
  3. W32DiskImager.exeを実行します(スクリーンショット)。
  4. Moblinイメージファイル(.img)を選択します。
  5. USBキーに対応しているドライブ文字を選択します。
  6. [Write]ボタンをクリックすると、イメージがUSBドライブにバイトコピーされます。

ステップ3: イメージのブートに進みます。

Mac OS Xでの手順

続行する前に、USBメモリがマウントされていないことを確認してください。 OS Xでは、差し込んだUSBメモリが自動的にマウントされるので、 書き込みの際に破損することがあります。 Finderでイジェクトアイコンを押すか、USBアイコンをゴミ箱へドラッグします。

以下の方法を使用します(Many Ayromlouによるものです)。

  1. ターミナルを開きます([アプリケーション]->[ユーティリティ]->[ターミナル])。
  2. 以下のコマンドを実行して、現在のデバイスのリストを取得します。
    diskutil list
  3. USBメモリを差し込みます。
  4. 以下のコマンドをもう一度実行して、USBメモリに割り当てられているデバイスノードを確認します(/dev/disk2など)。
    diskutil list
  5. 以下のコマンドを実行します。
    diskutil unmountDisk /dev/diskN
    (Nは前のステップのコマンドで確認したディスク番号。上記の例の場合、Nは2になる)
  6. 以下のコマンドを実行します。
    sudo dd if=/path/to/downloaded.img of=/dev/diskN bs=1024
    (/path/to/downloaded.imgは、ダウンロードしたイメージを保存したディレクトリーに置き換える。これにはパスワードが必要)
  7. 以下のコマンドを実行します(Nは上記で確認した番号)。
    diskutil eject /dev/diskN
    コマンドの実行が完了したら、フラッシュメディアを取り外します。
  8. これで完了です。ステップ3: イメージのブートに進みます。

media-optical.png CD-ROMに書き込む場合

続行する前に、ターゲットとなるデバイスにCD-ROMドライブがあることを確認してください。 ネットブックにはCD-ROMドライブがないことも多いですが、 その場合はUSBポートに接続した外付けCD-ROMドライブも使用できます。

注: バイト単位で正確なISOイメージのコピーをCD-ROMに保存する必要があるので、単純にイメージファイルをCD-ROMにコピーするだけでは動作しません。

Linuxでの手順

cdrecord

  1. 空のCDを書き込み用CD-ROMドライブに挿入します。
  2. 書き込み用ドライブに割り当てられているデバイスファイルを検索します(/dev/...)。
    $ cdrecord --devices
    Sample output:
    -------------------------------------------------------
    0  dev='/dev/scd0'  rwrw-- : '_NEC'  'DVD+RW ND=1100A'
    -------------------------------------------------------
  3. イメージをCD-ROMに書き込みます。
    $ cdrecord -dev=<device> -tao <image file>
    Example:
    $ cdrecord -dev='/dev/scd0' -tao <image file>
Windowsでの手順

Windows用のCD書き込みツールの多くは、ISOイメージの書き込みに対応しています。たとえば、iso recorderなどがあります。

  1. irorecorderをダウンロードし、プログラムをインストールします。
  2. チュートリアルはここを参照してください。
3 ネットブック、ネットトップ、またはPCでイメージをブート
ネットブック、ネットトップ、またはPCにUSBメモリかCD-ROMを挿入してリブートします。 BIOSのブート順序では、USBドライブが最初に試行されるようにしてください。

トラブルシューティング

問題点 解決法のヒント
USBメモリからブートしようとすると、以下のエラーが表示される(青いgrubメニューが表示されてから8秒後)。

Bug in initramfs /init detected.  Dropping to a shell. Good luck!

Linuxでイメージを作成する場合は、イメージを書き込む前にUSBメモリをマウント解除する必要があります。 多くのLinuxディストリビューションでは、差し込んだときにUSBメモリがマウントされます。 USBデバイスは、コマンドラインで"mount"と入力すれば確認できます。 通常は、マウントされた最後のドライブです。

  (USBメモリの探し方)
# mount
...
/dev/sdc1 on /media/netbook-... type iso9660 ...
  (unmount the drive)
# umount /dev/sdc1
  (perform the byte-copy)
# image-writer ...   (or dd .... )

USBメモリからブートしようとすると(イメージを書き込んだ後で)、以下のエラーが表示される。

crc error   system halted

別のUSBメモリを使ってみてください。 一部のUSBメモリでは、フォーマットが原因でエラーになることがあるようです。.
WindowsでUSBメモリに書き込みする際、以下のエラーが表示される。

Error writing file: 87 The parameter is incorrect

USBメモリの容量が小さすぎます。最低1GBは必要です。 このドライブをイメージに使用したことがある場合は、 Windowsでサイズ計算が誤っている可能性もあります。 これは'dd'によるバイトコピープロセスの副作用です。 USBメモリをWindows PCに差し込み、右クリックしてフォーマットします (サイズ表示が正しくなくても無視する)。 次に、別のドライブ(C:\など)を選択してからUSBドライブを再選択し、 もう一度フォーマットを実行します。 これで正しいサイズが表示されるので、イメージの書き込みを再試行してください。
WindowsでUSBドライブに書き込みする際、以下のエラーが表示される。

Error opening output file: 32.  The process cannot access the file because it is being used by another process

別のウィンドウでUSBメモリが開かれています (エクスプローラやコマンドプロンプト)。 そのウィンドウを閉じてから再試行してください。